出産後

洗浄力に拘ると良いとは限らない育毛シャンプー

抜け毛や薄毛が気になり始めると、少し高価でもよいシャンプーを使いたいと思うものです。
では、良いシャンプーとはどのようなものでしょう。

もともと、シャンプーとは頭皮や髪の汚れを落とすためにするものです。
そのため、泡を立てて洗うことと同じくらい頭皮の健康状態を保つことも大切です。
頭皮の状態が悪くなると髪に栄養が行き渡らなくなり抜け毛や切れ毛といった薄毛の原因を引き起こすのです。

髪のトラブルを抱えている人の多くは頭皮について『脂っぽい』と感じています。
そのため、洗浄力の高いシャンプーを選びたがります。
強い洗浄力で頭皮の脂をしっかり落とせば毛穴の汚れも落とせ頭皮が良い状態になると考えるのです。
しかし、これは間違った知識です。

頭皮には皮脂は必要なものです。
皮脂は頭皮や髪を守るために分泌します。
そのため必要以上に頭皮の脂を取り除いてしまうと頭皮が乾燥してしまうのです。
乾燥した頭皮を守ろうと皮脂が余計に分泌します。
これが頭皮の脂っぽさを生み出す原因です。

そのため、シャンプーは洗浄力が高すぎてもいけません。
育毛シャンプーは頭皮を整えることによって、髪が育ちやすい環境を作ることが大事な役割です。
頭皮や髪の汚れを落としつつ必要な皮脂は頭皮に残してくれます
頭皮の皮脂が適切な量になれば毛穴のつまりも解消できます。

そうすれば次第に細く切れやすかった髪にハリやコシが戻ってきます。
ハリやコシが出てくると髪の毛が太くなります。
髪が太くなるだけでも髪の毛は増えたように見えてきます。
また、頭皮環境が良くなると育毛剤の浸透もよくなります

せっかく高いお金を払って使う育毛剤ですからしっかり効果のあるものにしたいものです。
育毛と言うと髪を育てることにばかり目が行きがちですが、頭皮環境についてもしっかり目を向け名掻ければならないのです。
そして、頭皮環境を整えると言うと汚れを落とすことに重きを置くものです。
しかしただ汚れや皮脂を落とすのではなく余分な物だけを取り除かなければなりません。

そのため、洗浄力の高さで選ぶのではなく素材で選ぶことも大切です。
アミノ酸や石鹸、天然由来の成分からできているシャンプーは洗浄力はありつつも頭皮に皮脂も残してくれます。
育毛シャンプーにはこのようなものからできているものが多く、頭皮環境を整えるのには育毛シャンプーが適していると言えます。

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